少しでも父を手助けしたい

父親が税理士でした。
父は税理士として、お客様に信頼され、貢献してまいりました。
まさに天職でした。
そんな父でも、強い責任感から、夜中にうなされていることもありました。
「少しでも父を手助けしたい」これが税理士を目指したきっかけです。

税理士試験は想像以上に大変でした。
勉強に集中するあまり体調を崩し、逆に父に心配をかけてしまいました。
私が税理士試験に合格した2か月前、父は亡くなりました。
合格を父に直接伝えることはできませんでした。
そのことを思い出すと、今でもいたたまれない気持ちになります。

「税金の知識だけでなく、お客様が何に悩んでいるのかを知り、それに向けて解決しなければ、本当の意味で貢献することはできない」
これは、私が尊敬する父から学んだことです。